Sado Island 佐渡島

佐渡自然誌博物館構想

大学と市民を結びつけたシチズンサイエンスを実現するために,佐渡島に自然誌博物館を設置することを考えています.自然誌博物館は佐渡島における知の拠点であるとともに,大学と市民を繋ぐプラットホームでもあります.ジオパークの上に森里海が構成され,時間的空間的世界を構成します.本博物館の設置に関しては,佐渡の自然環境を写真の題材とされた故天野尚さんのアクア・デザイン・アマノからの協力も期待されます.佐渡観光交流機構,ジオパークガイド,エコツアーガイドなどの観光関連の組織とも大きく連携できます.小中高の環境教育にも一役買うことができそうです.この構想に関わりたい,興味がある,協力したいという企業や個人の方がいらっしゃいましたら,遠慮なく連絡ください.HPのお問い合わせからお願いいたします.

佐渡島の魅力

私が佐渡島に来たのは,2008年の4月です.ちょうど14年経ちました.この間に,演習林の自然だけでなく,島内の森林や草地,海岸などの自然を見聞きするとともに,金銀山,多くの社寺や薪能,鬼太鼓などの文化,豊な海や山の幸も楽しみました.また,わずかですが佐渡の地域やユネスコの取り組みにも貢献させていただきました.また,トライアスロンなどのスポーツも楽しませてもらっています.

特に,佐渡の自然に関しては,佐渡島がどのようにしてでき,生き物がどこから移動して来て,どのような生活を送っているかという疑問をいつも持ち続けています.学生の研究を通して,これらの謎解きに取り組んでいる最中です.どこまで解明出来る分かりませんが,自分なりのストーリーを作り上げたいと考えています.